こんにちは、すぽんじです。突然ですが、今回は自分が小学校の時に流行ったトランプ占いについて紹介したいと思います。
以下の記事は動画にもしています。
トランプ相性占い
占いといっても今回紹介するのは、タロット占いに近い本格的なタイプのものではなくて、単純にサイコロを振るのとまったく同じようなものです。例えばサイコロを振って１なら運が良い。６なら運が悪いみたいな感じです。単純にそれだけのことですが、サイコロみたいに一瞬で答えが出るのではなくて少しずつ答えが出てくる感じが一人でやっててもなんとなく盛り上がった気分になるのがよいです。
今回は相性占いとして紹介しますが、相性だけでなくなんでも占えます。
準備
まずはトランプのカードの中から１～１０の１０枚のカードを抜きだします。相性占いなのでハートのカードを使います。
占い開始
抜き出した１０枚のカードをしっかりとシャッフルして裏向きに下図のように並べます。そして自分の名前と相性を占いたい子の名前をいいながら一文字ずつ１・２・３（１０までいけばまた１から）と指を動かしていきます。
「山田すぽんじ」「田中たわし」だと、７文字と６文字で合計１３文字なので、最後の指の場所は３になります。
そして、指の位置のカードをめくります。
７がでたので、次は７番目のカードをめくります。
次も同じように、４番目のカードをめくります。すると、４番目のカードは８だったので、その次は８番目のカードをめくります。８番目のカードは９だったので９番目のカードをめくります。そうやって進めていったのが下図になります。
９番目のカードをめくると３だったので、次にめくるのは３番目のカードですが、３番目のカードはもうすでにめくられています。なのでこれ以上カードをめくることはできません。
最終的にめくることができたカードは５枚だったので、相性は５×１０＝５０％となります。
相性１００％になる確率はどれくらいか？（１００万回実施）
この相性占いの確率は、いったいどれくらいでしょうか。例えば、単純に１０枚のカードの中から１枚選んで、１だったら相性１０％、２だったら相性２０％、１０だったら相性１００％とする場合は、それぞれの確率はどれも同じ１０％です。
プログラムを組んで、１００万回実行してみた結果はこちらになります。
この占いのやり方でもどの相性も同じ割合で出現することが分かりました。
相性１００％になる確率はどれくらいか？（計算で説明）
実は１００万回実施しなくても、どの相性も同じ確率で発生することは計算で示せました。
10%のとき
相性10%になるときは例えば、3番目のカードからめくりはじめるときに、いきなり3のカードを引いてしまった時です。そのようになる確率は10枚の中から特定の1枚を引く確率になるので、10分の１になります。
20%のとき
相性20%になるときを考えてみます。最初の1枚目は、例えば３番目のカードからめくりはじめるとすると、３になると相性が１０％になるので、３以外のカードが出る必要があります。そのようなカードは10枚中3以外の9枚なので、確率は10分の９です。
たとえば、1枚目にめくって出たカードの数字が８だとすると、8番目のカードで３が出たらこれ以上めくれなくなって相性２０％になります。そのようなカードはめくられていない9枚のカードのうち1枚なので、そうなる確率は9分の１です。
結果、1枚目は10分の９，2枚目は9分の１の確率なので、相性20％になる確率は掛け算して(9/10)*(1/9)=1/10となり、相性10％と同様に確率は10分の１になります。
30%～100%の時も同じ
同様の考え方で計算するとどの相性もすべて確率は10分の１になります。
まとめ
動画の中でも相性１００％になるときは少し興奮しちゃいましたが、単純ですが大人でも意外に楽しめる運試しです。相性でなくても初めにめくる場所は「ろとしっくす」とか「エフフォーリア・ダノンザキッド（競馬の馬の名前）」とかで決めるとかするのでも遊べます。
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