LINEログが消えた話
先日、メイン端末のiPhoneSE2をiOS18にアップデートしようとしたときのことです。節約志向(ケチ)な私は純正のライトニングケーブル(1本約2,000円)を買わず、3本1,000円ほどの激安ケーブルを愛用していました。しかし、乱暴に扱っているせいか、そのケーブルは脆く、接続が不安定になることもしばしば。それでも絶妙な角度で端末を固定しつつアップデート作業を進めていたのですが…案の定、接続が途切れてしまい、iPhoneが立ち上がらなくなりました。
苦闘の復旧作業
リストアモードで起動したiPhoneSE2を復旧しようと、iTunes経由で操作を試みるも、なぜか途中でiTunesが落ちる現象が発生。データを残した復旧にも工場出荷時設定への初期化にも失敗し、ファームウェアから書き換えるDFUモードも不発。諦めて、一世代前のiPhoneSEを引っ張り出し、臨時のメイン端末として使うことにしました。iPhoneSEは最新のiOSのアップデートに見捨てられた世代で、多くのアプリが十分に動かないのですが、iPhoneSE4が出るまで新しい端末は買わないって決めたんだもん!
バッテリー交換は両面テープがきれいにはがせないと大変
ただ、この古いiPhoneSE、バッテリー持ちが極端に悪い。正規店や修理店に持ち込むことも考えましたが、節約魂が勝り、Amazonでバッテリー交換キットを購入し自力で交換することに。バッテリーは特殊な粘着テープで本体に固定されており、これを剥がすのが最難関。劣化したテープと格闘すること約1時間、何とか剥がし終えました。他にも細かいネジを何本も外したりと手間はかかりましたが、無事に交換完了!奇跡的に動作も問題なく(以前Wiiの修理をしようとしたときは大事な線を切ってしまいお亡くなりに)バッテリー性能が回復したものの、両面テープ剥がし失敗リスクだけでなく、おじさんとなった私にはもうこんな細かい作業やりたくないので、今後は自力での交換は避け、修理店に頼もうと心に決めました。
LINEログの喪失と諸行無常
死んだiPhoneSE2から古いiPhoneSEへmicroSIMを付け替え、スムーズに再起動。ところが、LINEはトーク履歴のバックアップは少し前にしていましたが、別端末だと復元はできないようで、10年間蓄積されたLINEのログがすべて消滅しました。妻との出会いも含めた妻とのメッセージのやりとりなどもすべて吹き飛び、諸行無常を感じるばかり。LINEは端末非依存のバックアップができないため、今後どう対策すれば良いのか分からず、もどかしい気持ちです。とはいえ、端末を圧迫していた10GB以上のデータが消えたことで、64GBのストレージ端末でもこれからはiOS更新のたびにストレージ不足に悩むこともなくなったことだし、これを断捨離と捉え、今を大切にしていきたいと思います。
iPhoneSE2の復活とLINEログ消失の顛末
しかしハードは全く問題ないのに初期化すらできないことに納得がいかずリベンジを決行。iTunesが勝手に落ちるのはiTunesに問題があるのではと、最新バージョンを使ってましたがアンインストールし、古いバージョンをインストールしたうえで最新バージョンにアップデートするという謎の手順を経て再挑戦。すると、通常の復元モードで工場出荷時設定に戻すことができました。死亡直前にiTunesで取っていたバックアップからデータを復元し、ほぼ元通りになったものの、LINEのログだけは新しい端末に切り替えたことで完全消失…。もし最初に古い端末を使わず復旧を試していれば、ログも復元できたかもしれません。
まとめ
今回のトラブルで被害はLINEログが消えたことだけでしたが、その代わり多くのことを学びました。まず、iPhoneの復元方法やDFUモードの存在。入り方はコマンドチックな手順。また、復旧のチャレンジ中にサードパーティー製の「無料で復元」と謳うソフトをインストールしてみましたが、必要なiOSのデータ8GBくらいを時間かけてダウンロードし終わってから、はい、続きは有料です!というあくどい仕様。結局iTunesがあればそういったソフトは一切不要です。そしてLINEのログが端末依存であることを改めて理解し、バックアップがあっても安易な端末乗り換えはすべてログが消えゆく運命であることを理解しました。さらに、iPhoneのバッテリー交換を自力で行う方法も学びましたが、この作業がいかに手間とリスクが高いかを身をもって体験し、次回からは修理店に任せようと心に決めました。この一連の出来事を通して得た最大の教訓は、「iOSのアップデートはiTunes経由では行わないこと!」という点です。これを胸に刻み、次回からは事前準備を怠らず、慎重にアップデートを進めようと思います。得られた知識を活かして、よりスマートなデバイス運用を目指します。
途中文章をきれいに書くのが面倒になって一部ChatGPTにリライトしてもらいました・・。
コートのボタンをつける
今着ているコートも学生時代からのもので確実に20年ほど来ている気がするのですが、ついにコートの一番下のボタンが飛んでしまいました。上2つだけで1か月ほど運用していましたが、他のボタンもグラグラで「もう1個ふっとんだらマントみたいになって変な人になってしまう・・」と思いながら、ようやく本日ボタン交換をすることに。早速ユザワヤに行って「コートのボタンを変えたいんですが、ボタンと付ける糸はどこにありますか?」と聞いてみたら、店員さんがとても親切に教えてくれて必要なものを揃えて帰宅しました。家に着くと、まずはYouTubeでボタンの付け方を検索。私の辞書に「力ボタン」(ボタンの反対側についているボタン)という新たな言葉を覚えつつ、動画を見てみると、なぜか力ボタンが2つ穴バージョンの解説ばかり。でも「まあ、4つ穴なら表と同じ位置に刺せばいいでしょ」と作業開始。
やってみると意外とサクサク進みました。仕上がりもそこそこ丈夫で満足のいく感じで非常に安心感のあるボタンに。これでコートを着るたびにボタンが飛んでいく恐怖から解放されます。
コメント